フェンス
2019年11月11日
庭先でご利用の例
兵庫県神崎郡、K様のお宅では、前庭の果樹を鹿がかじるのでお困りでした。
そこで2m高のフェンスをご依頼になりました。
門扉は二基ご注文でした。その一。1m幅です。
その二。お家と向かい合わせになるこちらは、観音開きの2m幅です。
支柱に対する補強が、余分の短い突っ張りと、足部のセメントで、1m幅のものに比べてさらに念入りになっています。
両扉を閉じ合わせる錠には、掛け金上下二対に加えて、オプションにより胴部に木製のかんぬきを設置しました。
このたび特に留意したのは、写真左手奥、ススキの生えた土手でした。
ご覧の通り山の裾に当たるため、フェンスのうちここに並行する部分は、飛び越えようとする鹿に対して比較的くみしやすい箇所になるのです。
下のように設計ラインを可能な限り土手から隔てることが、こういう場合とりたい方法の第一です。
そこで2m高のフェンスをご依頼になりました。
門扉は二基ご注文でした。その一。1m幅です。
その二。お家と向かい合わせになるこちらは、観音開きの2m幅です。
支柱に対する補強が、余分の短い突っ張りと、足部のセメントで、1m幅のものに比べてさらに念入りになっています。
両扉を閉じ合わせる錠には、掛け金上下二対に加えて、オプションにより胴部に木製のかんぬきを設置しました。
このたび特に留意したのは、写真左手奥、ススキの生えた土手でした。
ご覧の通り山の裾に当たるため、フェンスのうちここに並行する部分は、飛び越えようとする鹿に対して比較的くみしやすい箇所になるのです。
下のように設計ラインを可能な限り土手から隔てることが、こういう場合とりたい方法の第一です。
skyfence269 at 07:49|Permalink│Comments(0)
ソーラーパネルをフェンスする ― 草刈りから完成まで
下準備から仕上げまでの流れを一例で簡単にお見せします。現場は奈良県磯城郡。
工事を予定するラインに草が生えている場合、はじめにこれを除去します。
植木の枝がラインにかぶさっています。
草刈りは、事前に済まされるようお客さまにお願いする場合もあり、ご依頼によって当方が工程に加える場合もあります。工程に数えるほどの作業量ではないと判断したときは、下準備の一つとして行います。
草刈りができました。
全部でこれだけ刈りました。軒下へ集めておくようにとのご依頼でした。
下準備はアウトラインの確定に移ります。
ロープで工事の全体図を描き出した上へ、支柱一本一本の位置を、スケールで間隔を取りながらマークしています。
これから工程に入ります。まずは支柱の建て込みです。
支柱は専用のハンマーで土中へ打ち込むものですが、ごく硬い土壌や夾雑物の多い土に対しては、写真のように大バールで下穴を作ります。
専用ハンマーで打ち込んでいます。
支柱が全て立ち並ぶと、次は補強になります。
(すでに金網を取り付けた図になりますが)支柱に施す補強二種です。ご覧のように、ケーブルで牽引する型と、支柱と同じアングル材で突っ張りをする型があります。
作業の図です。突っ張り材を取り付けているところです。
突っ張る型の補強は、牽引型に比べて、手間もかかりますし、材料も余計に必要です。
しかし場所によっては、地所の内外や、効果効率のために、突っ張り型を強くおすすめすることがあります。
支柱が立ち、支柱の補強が全て済めば、次はいよいよ金網を張る工程です。
工事の様子は今回お見せできませんが、写真の金網に横方向の張力を想像していただき、突っ張り二本を施してある支柱を、張力の起点または終点と想像していただければ、補強というものの必要性重要性がお分かりになると思います。
張れた金網は、下端をアンカーピンで地面に接着します。
図のものを、土中に打ち込んで網を抑え込む釘とします。
アンカーのことが済めばほぼ完成です。細かな出来ばえを確認また修正しながら、工事全体を見て回ります。
お分かりになりにくいでしょうが、門扉です。
多く「ボックス」のそばに設置なさいます。
この度は1m幅のものをご注文でした。
工事を予定するラインに草が生えている場合、はじめにこれを除去します。
植木の枝がラインにかぶさっています。
草刈りは、事前に済まされるようお客さまにお願いする場合もあり、ご依頼によって当方が工程に加える場合もあります。工程に数えるほどの作業量ではないと判断したときは、下準備の一つとして行います。
草刈りができました。
全部でこれだけ刈りました。軒下へ集めておくようにとのご依頼でした。
下準備はアウトラインの確定に移ります。
ロープで工事の全体図を描き出した上へ、支柱一本一本の位置を、スケールで間隔を取りながらマークしています。
これから工程に入ります。まずは支柱の建て込みです。
支柱は専用のハンマーで土中へ打ち込むものですが、ごく硬い土壌や夾雑物の多い土に対しては、写真のように大バールで下穴を作ります。
専用ハンマーで打ち込んでいます。
支柱が全て立ち並ぶと、次は補強になります。
(すでに金網を取り付けた図になりますが)支柱に施す補強二種です。ご覧のように、ケーブルで牽引する型と、支柱と同じアングル材で突っ張りをする型があります。
作業の図です。突っ張り材を取り付けているところです。
突っ張る型の補強は、牽引型に比べて、手間もかかりますし、材料も余計に必要です。
しかし場所によっては、地所の内外や、効果効率のために、突っ張り型を強くおすすめすることがあります。
支柱が立ち、支柱の補強が全て済めば、次はいよいよ金網を張る工程です。
工事の様子は今回お見せできませんが、写真の金網に横方向の張力を想像していただき、突っ張り二本を施してある支柱を、張力の起点または終点と想像していただければ、補強というものの必要性重要性がお分かりになると思います。
張れた金網は、下端をアンカーピンで地面に接着します。
図のものを、土中に打ち込んで網を抑え込む釘とします。
アンカーのことが済めばほぼ完成です。細かな出来ばえを確認また修正しながら、工事全体を見て回ります。
お分かりになりにくいでしょうが、門扉です。
多く「ボックス」のそばに設置なさいます。
この度は1m幅のものをご注文でした。
skyfence269 at 05:05|Permalink│Comments(0)
2019年11月03日
ドッグランあれこれ
広い敷地に週末にやってくる。
走り回るだけで出ようとはしないみたいですが
喜んでぴょんぴょん飛び跳ねるのを見ていると
1m50の高さで大丈夫か心配になります。
真砂土の土壌なので大雨で溝が出来やすく
地面の隙間から脱出されないように
下の網の折り返し部はしっかりとアンカーで
押さえておきたい。
京都の竹林の庭のある御宅。
だいぶ竹を間引いてからの施工。
もちろん猪鹿などの侵入も防ぎたい,
且つ愛犬の脱走は防ぎたい・・
じゃーーんん!わたしの運動場です。
少しですがウルフの血が入ってます。
おとなしいと聞きましたが信用してません。
作業中は室内に在宅していただきました。
高さ2mですが敷地側が高いのでこれくらいは必要です。
なにせウルフです!
竹の根をわけての柱打ちはなかなかのものでした。
基礎を入れず、また自在にラインと勾配を取れる
巻網はこのような所では本当にお勧めです。
こちらはゴールデン。
庭木を縫うようにフェンスが走ります。
基礎ブロックを入れずに済みますから
生垣の際をラインどりできます。
枝木の選定もなるべく少なく・・
下の方の網目は5cm角と小さいです。
最近多い小動物を意識しています。
メッキのツヤもじきに飛びますから
是非、つる性の植物を這わせてみてください。
ここは小型犬ですが室内待機です。
植え込みがしっかりしていて
プロに選定をしてもらってます。
過剰選定によって室内丸見えにならないように
また隣の木の枝をあまり触らないようにと
むずかしいことが多いですが
完成するとなんとか格好になって見えます。
ここも鹿よけとセットでの発想です。
skyfence269 at 01:11|Permalink│Comments(0)
2019年11月01日
鹿捕獲誘導柵2種
比較的シンプルな囲いと仕掛け
ここでは杉林の中に設置。
柵の内外をなるべく自然のままで。
メッキ材や網の光沢も数か月でくすみ
日暮れ時などは
判然としないほどになる。
6m長の仕切りを廻り込んで
数匹が中に入る構造。
エサは左端の杉の根元にあり
細いワイヤーに足をかけると
扉が閉まる仕組み。
多頭数狙いで広く遠隔操作式入口のもの
驚いて飛び出さないように
2m40高の網の上部にさらに
内忍で4段のケーブル線を取り付ける。
水路や窪地は丁寧にふさがないと
閉じ込めてから必死に潜り込む。
カメラ監視式操作扉。
多頭数の侵入を確認して閉める。
細長い敷地の数か所にエサ場を作り
囲われ感を薄めて
多くを寄せようというもの。
村落からは少し山あいに入った谷筋。
ここでは杉林の中に設置。
柵の内外をなるべく自然のままで。
メッキ材や網の光沢も数か月でくすみ
日暮れ時などは
判然としないほどになる。
6m長の仕切りを廻り込んで
数匹が中に入る構造。
エサは左端の杉の根元にあり
細いワイヤーに足をかけると
扉が閉まる仕組み。
多頭数狙いで広く遠隔操作式入口のもの
驚いて飛び出さないように
2m40高の網の上部にさらに
内忍で4段のケーブル線を取り付ける。
水路や窪地は丁寧にふさがないと
閉じ込めてから必死に潜り込む。
カメラ監視式操作扉。
多頭数の侵入を確認して閉める。
細長い敷地の数か所にエサ場を作り
囲われ感を薄めて
多くを寄せようというもの。
村落からは少し山あいに入った谷筋。
skyfence269 at 23:06|Permalink│Comments(0)
2019年10月31日
山腹の墓地
ところは東舞鶴。
小高い山の斜面です。
上ってみると、三方を占める森や藪の物凄いことがわかりました。
忍び寄るイノシシにとってはいかにも好都合と思います。
藪を墓園から締め出すラインで施工しました。
写真の箇所では、参道の空間を確保するために、極力藪に迫って工事しています。
このように、山肌それも密植の周縁をラインが走る場合、フェンスの折り出し部(スカート部)は工程の急所となります。凹凸の激しい表土や縦横に張る根のために、折り出しを満遍なく地に着けることが困難になるのですが、敵がイノシシのときはことに、これを疎かに済ませることはできません。ご注文によって、接地具である「アンカーピン」を標準より余計に用いることもあります。
場所によっては傾斜の麓をラインが通ることもあります。
その場合、下ってきたイノシシが「飛び越え」に挑む可能性も考えます。お知らせして、最善のラインを選んでいただくようにします。
お引き渡し後の維持管理としてお勧めするのは、フェンス沿いを時々草刈りしていただくことです。外周が歩きやすいと点検がまめになりますし、また当方の見るところでは、人里から目の届く場所と草むらの奥とでは、フェンスを攻撃するイノシシの執拗さがやはり違います。
小高い山の斜面です。
上ってみると、三方を占める森や藪の物凄いことがわかりました。
忍び寄るイノシシにとってはいかにも好都合と思います。
藪を墓園から締め出すラインで施工しました。
写真の箇所では、参道の空間を確保するために、極力藪に迫って工事しています。
このように、山肌それも密植の周縁をラインが走る場合、フェンスの折り出し部(スカート部)は工程の急所となります。凹凸の激しい表土や縦横に張る根のために、折り出しを満遍なく地に着けることが困難になるのですが、敵がイノシシのときはことに、これを疎かに済ませることはできません。ご注文によって、接地具である「アンカーピン」を標準より余計に用いることもあります。
場所によっては傾斜の麓をラインが通ることもあります。
その場合、下ってきたイノシシが「飛び越え」に挑む可能性も考えます。お知らせして、最善のラインを選んでいただくようにします。
お引き渡し後の維持管理としてお勧めするのは、フェンス沿いを時々草刈りしていただくことです。外周が歩きやすいと点検がまめになりますし、また当方の見るところでは、人里から目の届く場所と草むらの奥とでは、フェンスを攻撃するイノシシの執拗さがやはり違います。
skyfence269 at 02:27|Permalink│Comments(0)